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学習や仕事にVDT機器使用で目を酷使、「角膜の傷」リスクを調査

教育 icon 教育

2022.10.11

大人と子どものいずれも4人に1人が角膜に傷がつきやすい状態

2022年9月28日、現代人の角膜ケア研究室はインターネット調査で実施した「親子の目の酷使・実態調査」の結果を公開しました。調査期間は2022年7月22日~24日です。

調査対象となったのは、一都三県在住で5~6年生の小学校高学年の子どもを持つ30代~50代の親500人とその子どもで、眼科に通院している・病院の処方薬を使っている人が回答しています(眼科に通院している・病院の処方薬を使っている子どもの親は除外されています)。

同調査で、大人・子ども共に約4人に1人が目が乾きやすくなっており、涙で守られずに角膜が傷つきやすい状態であることが判明しました。

角膜の傷リスクがあるにも関わらず、大人の47.4%、子どもの67.2%はアイケアを行っていません。また、親がアイケアを行っていない場合では、約9割の子どもはアイケアを行っていませんでした。

約8割の子どもが週1回以上学習にPCやタブレットを使用

パソコンやスマートフォンといったVDT(Visual Display Terminals)機器は、平日の利用時間の平均が、大人で5時間、子どもが2.5時間です。週に1日以上「目に疲れを感じる」と回答した大人は約7割で、子どもは約4割でした。

約8割の子どもは、学習にPCやタブレットを使用(週1回以上)していました。仕事などで使用機会の多い大人だけでなく、現代は子どももVDT機器に触れる機会が多くなっており、目を酷使しています。

同調査を監修した伊藤医院副院長で日本角膜学会評議員の有田玲子氏(医学博士)は、目を温めたり、修復効果のある点眼薬を正しい用法で使用したり、「眼輪筋」を鍛えるといったアイケアを習慣化するよう呼びかけています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

現代人の角膜ケア研究室のプレスリリース