VRを活用した動物愛護教育プログラムを小学校で実施
VRを活用した動物愛護教育プログラム
2022年6月2日、ネスレ日本株式会社ネスレピュリナペットケア(以下、ネスレピュリナ)は、大阪府と協働し、動物愛護教育プログラム「ともにくらすピュリナわんにゃん教室theVR」を子ども向けに開始することを発表しました。
昨今、ペットは室内飼育がスタンダードとなり、野良猫や野良犬も動物福祉が向上し減少しています。小学校ではアレルギーや管理が困難であることを背景に、ニワトリやウサギなどの飼育が減っています。動物と子どもが家庭以外で接触する機会が減少しているのです。
また、行政は、動物に負担をかけずに動物愛護教育を実施することを検討しています。同プログラムにはVR(バーチャルリアリティー)技術が利用されており、動物に接する機会が少ない子どもたちが、動物に負担をかけることなく動物愛護教育を受けることができます。
「ともにくらすピュリナわんにゃん教室theVR」
まず、VRで動物のかわいさを見ることで動物愛護への興味関心を引き出します。その後、正しく犬や猫とふれあう方法を学び、飼育に必要な情報まで指導します。VRの特徴を生かし、人間との対面を動物目線で知ることも可能です。
子どもたちの集中が途切れないよう、現場の講師とのやりとりを取り入れ、全編にわたって学ぶ意欲を高めます。同プログラムの狙いは、命の尊さと、ペットと生活することの豊かさ、楽しさ、責任を子どもたちに伝えることです。
初回授業は羽曳野市立西浦小学校(大阪府)で6月13日に実施され、順次、大阪府内の学校で実施される予定です。
(画像はPRTIMESより)
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