キリンホールディングス「日常生活の変化と認知機能に関する意識調査」を実施
コロナ自粛明けから生活にも変化が現れる
9月21日の「世界アルツハイマーデー」に因んで、9月は「世界アルツハイマー月間」として世界各国で啓発活動が行われています。キリンホールディングス株式会社は、これに合わせて全国20歳以上の男女3,175人に対して日常生活の変化と認知機能についての意識調査を行いました。
「最近2~3カ月で、30分以上外出する日数は、週に何日か」の問いに39%の人が「週6~7日で30分以上の外出をしている」と回答しています。
「コロナ自粛期間中で、30分以上外出する日数は、週に何日ですか?」では外出の割合が28.9%だったことから、全体的に外出する頻度が増えたことが分かりました。
ショッピングや外食を楽しむ人が増える
「コロナ自粛明け(行動制限解除後)に、外出して実施したこと」を聞くと「店舗でのショッピングを楽しむこと」が44.9%、次いで「レストラン等での外食を楽しむこと」が37.3%。
リモートワークの継続などもあり「オフィスや職場への通勤」は23.9%でした。
約8割「記憶力低下」に不安感を抱く
「最近2~3カ月とコロナ禍以前を比較した際に感じる変化」について聞いたところ、1位は「疲れやすくなった」が34.8%。2位に「筋力が落ちた」が31.2%と、3割を超えた人が自身の健康について変化を感じています。
コロナ禍による自粛が続いたことで、家族以外の会話時間は減少傾向となり、コミュニケーションも少なくなりました。それらに関連して「話したい内容が思い浮かんでも、スッと言葉が出てこない」が18%おり、認知機能の中でも言語能力の衰えを感じている人が少数いることも分かりました。
「今後低下すると不安な認知機能」については「記憶力」が79.8%と多く、将来の自分の記憶力低下に不安を持っている人が多いようです。
内閣府令和2年版高齢社会白書によれば超高齢社会に突入した日本。「キリン脳研究」は、キリンならではの発想と技術で社会貢献を目指すとしています。
(画像はプレスリリースより)
「日常生活の変化と認知機能に関する意識調査2022年7月実施 キリン脳研究」
▼外部リンク