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【コラム】マイナポイントにはPayPayがおすすめ?最短でポイントがもらえる方法とは

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2022.08.23

マイナンバーカードは、2016年の発行開始から徐々に普及しはじめ、2022年8月時点での普及率は45.9%といわれています。(※1)

政府は、マイナンバーカードを2022年度末までにほぼ全国民に行き渡らせることを目指し、様々な普及活動を進めています。

今回は、マイナンバーカード普及活動のひとつであるマイナポイント事業についてと、マイナポイントの申請方法を解説。また、数ある決済サービスのなかでもPayPayがおすすめされている理由を併せてご紹介します。

マイナポイントとは?対象者はどんな人?

マイナポイントは、総務省が実施するマイナンバーカード取得者を対象とした事業のひとつです。この事業は、マイナンバーカードの普及と、キャッシュレス決済の基盤作りを目的としています。

マイナポイント第1弾は2020年9月に開始し、2021年12月末に終了。第1弾の期間中、マイナンバーカード普及率は約19%から40%前後にまで上昇(※2)しました。

その後、新たな施策開始に伴い第2弾を開催。第2弾は2022年1月に開始し、終了時期は2023年2月末です。

マイナポイント第2弾は、前回の申し込みでポイント付与上限になっていない人も対象に含まれます。

ここからは、4パターンの対象者と、ポイント付与の条件を確認していきましょう。

パターン1:マイナポイントに初めて申し込む人

2022年9月末までに、マイナンバーカードの申請をした人が対象です。

マイナポイント付与の条件は、マイナンバーカードと決済サービスの紐付けと、20,000円のチャージ、または決済サービスを利用したお買い物です。

20,000円をチャージする場合は、5,000円相当のポイントが付与され、お買い物で決済サービスを利用する場合は、決済金額の25%が5,000円相当分になるまで付与されます。

パターン2:第1弾の条件達成ができなかった人

2021年12月末までにマイナポイント第1弾に申し込んだ人で、まだポイント付与が上限に達していない人も、引き続き上限までポイント還元が受けられます。

パターン3:マイナンバーカードを健康保険証と紐付ける人

新しい施策として、マイナンバーカードを健康保険証として利用する申し込みを行った場合に、7,500円相当のポイントが還元されます。

マイナンバーカードの健康保険証利用で、通院歴や支払金額、処方薬の管理などができます。たとえば支払った金額の管理ができると、確定申告の手続きが容易になり、限度額を超えた医療費の一時支払いが不要になるなどのメリットがあります。

パターン4:公金受取口座の登録を行った人

公金受取口座とは給付金や児童手当、還付金、年金などを受け取る口座です。

公金受取口座の登録を行うと、7,500円相当のポイントが還元されます。

また、公金受取口座を登録しておくと、定期的な受給のほか、突発的な給付金を受ける際にも申請書の記入や送付、窓口への提出が不要になります。

子どものマイナポイントは親が申請できる

マイナンバーカードは0歳から発行できるため、大人と同じ条件でマイナポイントをもらうことができます。

子どもが15歳未満の場合には、法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスで申請できますが、1つの決済サービスにつき1人までしか申請できないため、子どもの分とは分けて申請する必要があります。

子どもが15歳以上であれば、子ども自身が手続きをして、ポイントの受け取りも子ども自身の名義である必要があります。

マイナポイントの申請方法

申請には、次の3ステップが必要です。

  1. マイナンバーカードを取得する
  2. 予約する
  3. 申し込む

1.マイナンバーカードを取得する

まだ取得していない人は、マイナンバーカードの取得からはじめましょう。

マイナンバーカードの申請は、郵送やパソコン、スマートフォンからできます。

2.予約する

スマートフォンの場合、専用のマイナポイントアプリをインストールし、アプリ内の[マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)]をタップします。

その後、マイナンバーカード受取時に設定した数字4桁のパスワードを入力してから、マイナンバーカードを読み取ります。パスワードとは、利用者証明用電子証明書暗証番号のことです。

最後に、[発行]ボタンをタップすれば予約完了です。

アプリ以外では、パソコンや全国にあるマイナポイント手続きスポットからも同様に予約ができます。

3.申し込む

マイナポイントアプリや各決済サービスのアプリ、マイナポイント手続きスポットから申し込みをします。

決済アプリから申し込む場合は、アプリをアップデートしてから手続きを行いましょう。

申し込み手続きには、予約時に使用した数字4桁のパスワードが必要です。その後、画面に沿って手続きを進めれば申し込みができます。

ポイント付与のタイミングは、決済サービスや決済方法によって異なるため、事前確認が必要です。事前に確認しておきましょう。

利用できる決済サービスは、期間中に変更になることがあります。現在受付可能な決済サービスを確認してから、申し込みを行うようにしましょう。

決済サービス企業の一覧ページはこちらから(2022年8月時点)

マイナポイントにPayPayがおすすめされている理由

マイナポイントをどのサービスと紐付けるのか迷っているなら、PayPayを検討してみましょう。

理由は、最短1分で登録が完了し、ポイントが最短即日に付与されるスピード感や、全国230万ヶ所以上で利用できる使い勝手の良さです。

また、公式サイトにマイナポイントが付与されるまでの手順がわかりやすく説明されているほか、24時間電話対応、PayPayマイナポイント専用サポート窓口で登録をフォローしてもらえるうえ、セキュリティ対策も強化されているため安心です。さらに、魅力的なキャンペーンが常時開催されているため、もらったポイントを有効活用できるでしょう。

今まで現金払い派でキャッシュレス決済を使っていなかった人や、すでに利用している人は、PayPayの紐付けも検討してみると良いかもしれません。

PayPayで翌日にマイナポイントを反映させる方法

最短でポイントをもらうには、1つだけ注意することがあります。それはポイントの受け取り方です。

PayPayのポイントの受け取り方は、

  • チャージでもらう
  • 支払いでもらう

の2種類があり、『チャージでもらう』を選んだ場合に最短でポイントが受け取れます。

選択のタイミングは、PayPayアプリから『マイナポイントの特典を申し込む』または『新しい特典を一括で申し込む』から進み、規約に同意した後です。

利用方法は、このタイミングでしか選択できないため慎重に進めましょう。

申し込みが済むと、PayPayアプリから申し込み状況が確認できます。最短1日で登録が完了するため、早ければ翌日にはマイナポイントが付与されます。

PayPayからマイナポイントへ登録する際の注意点

利用方法の選択の他にも、いくつか注意点があります。

  • ポイント運用の自動追加設定
  • チャージで付与されたマイナポイントは出金できない
  • 口座登録には時間が掛かることがある

ポイント運用の自動追加設定

PayPayのポイント運用を、自動追加設定で利用している場合、付与されたマイナポイントはポイント運用に回されます。

ポイント運用には手数料1%が掛かるため、ポイントが少し減ってしまうため注意しましょう。

チャージで付与されたマイナポイントは出金できない

チャージにてPayPayにマイナポイントを付与する場合、チャージの方法に関わらず上限に達するまでPayPayマネーライトにチャージされます。

PayPayマネーライトは出金できず、マイナポイントはPayPayを通じた支払いにしか使えないことを理解しておきましょう。

口座登録には時間が掛かることがある

公金受取口座の登録では、審査が実施されたうえで登録され、完了後にマイナポイントが付与されます。

しかし、状況によっては口座登録の審査に時間が掛かることがあるため、登録翌日のポイント付与が間に合わないケースがあります。

PayPayに付与されたマイナポイントのお得な使い方

付与されたマイナポイントは普段の買い物のほか、Yahoo!ショッピングなどのネットショップでも使用できますが、PayPayならではのポイントシステムを活用するとさらにお得です。

PayPayには、PayPayステップという毎月の利用状況などの条件達成に応じてポイント付与率がアップするシステムがあります。

ポイントの付与率アップのための条件は次のとおりです。

  1. PayPay支払い(1ヵ月で300円以上の支払い30回以上かつ5万円以上)
  2. 対象サービス利用(1ヵ月でYahoo!ショッピングなど3つの対象サービスの利用)
  3. Yahoo!プレミアム会員への登録
  4. PayPayアカウントとYahoo! JAPAN IDの連携

※2の対象サービスはPayPayモールまたはYahoo!ショッピング、PayPayフリマまたはヤフオク!、Yahoo!トラベル、ebookjapan、LOHACO by ASKULのいずれか3つ。

※1または2の条件クリアで、翌月のPayPay加盟店での決済においてPayPayポイントが0.5%付与率がアップします(1と2両方クリアで合計+1%付与率アップ)。

※3または4の条件クリアで、次回以降のPayPayモールやYahoo!ショッピング、LOHACO by ASKULでの買い物時に+2%付与率がアップします(3と4合計で+4%)。

還元されたポイントはマイナポイントと同じくPayPayでの支払いに利用できるため、PayPayを日常的に利用する人にとって大きなメリットといえます。

まとめ

マイナポイントを受けとるためには、マイナンバーカードの申請後に、予約と申し込みが必要です。

第2弾で初めてマイナポイントの申し込みをする場合、キャッシュレス決済・健康保険証・公金受取口座の紐付けで最大20,000円相当のポイントが付与されます。

(※キャッシュレス決済サービスは紐付けとチャージまたは買い物利用が条件)

第1弾でキャッシュレス決済の条件を達成している人も、健康保険証・公金受取口座の紐付けでそれぞれ7,500ポイントずつ、15,000円相当分が付与されます。

これらのポイントをPayPayのチャージで受け取ると最短翌日に付与されることから、早くポイントが欲しい人はPayPayを選ぶのがおすすめです。

マイナポイント事業は2022年8月現在、第3弾の発表がされておらず、第2弾で終了する可能性もあります。

そのため、マイナンバーカードを発行するタイミングに迷っている人や、まだマイナポイントへの申し込みをしていない人は、このタイミングで本記事を参考に手続きをしてみてはいかがでしょうか。

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