協定締結で「パソコンの宅配便リサイクル」連携自治体は626へ
岸和田市、富里市、松伏町と協定締結
リネットジャパングループ株式会社は2023年3月15日、子会社のリネットジャパンリサイクル株式会社が、大阪府岸和田市、千葉県富里市、埼玉県松伏町と使用済みパソコン等の宅配便回収に関する協定を締結したと発表しました。
同協定の締結により、連携している自治体は626、人口換算では8,362万人となりました。使用済みパソコン・小型家電自治体公認の宅配便で行い、リサイクルに繋げることが可能となります。
「都市鉱山」とも呼ばれるパソコン等の小型電子機器には、金、銀、レアメタル等といった有用な金属が多く含まれています。環境省・経済産業省は、リサイクルを重点的に行うべき製品としてパソコンを挙げています。昨今の世界情勢を鑑みても、希少金属の国内調達・循環は重要となっています。
2014年1月から行政回収の一環としてサービス提供
リネットジャパンは、環境省・経済産業省が主導する小型家電リサイクル法の再資源化事業計画において、対象エリアを全国とした認定事業者の第1号です。佐川急便が申込者の自宅で製品を回収し、国の認定工場で処理します。
トレーサビリティー情報を開示し、2014年1月より、行政回収の一環として安全で安心、便利なサービスを提供してきました。
利用者アンケート結果では、「市町村のごみ回収に比べて便利」「次も利用したい」と98%の人が回答しています。インターネットから申し込み可能な同サービスは、最短で翌日の回収も可能です。通常料金は1箱1,650円ですが、パソコンが含まれていると無料になります。
(画像はプレスリリースより)
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リネットジャパングループ株式会社のプレスリリース