みんなが一番節約しているものは?具体的な手法やコツも調査
工夫して食費を減らす人が多数
株式会社ベストアクティは10日、10代~60代までの全国男女100人を対象に、ネットリサーチで「一番節約しているもの」に関するアンケート調査を実施、その結果を公開しました。
それによると、最多回答は「食費」の30人で、2位以下を大きく引き離すトップでした。特売や半額の食材から献立を考えたり、菓子などの購買を控えたりして食費を削るという人が多くみられています。外食を控えて自炊に切り替えるといった回答もありました。
工夫次第で効果が現れやすく、続けやすい点もポイントになっているようです。
2位は「衣服費」で17人、僅差の3位が「水道光熱費」の16人でした。衣服費の回答者からは、長く着られるシンプルなものを選んで買う回数を減らしている、買わずに我慢してもさほどストレスに感じない、以前から持っているものを活用すれば事足りるといった声が目立ちました。中古品をうまく利用している人もあります。
水道光熱費では、エアコンの温度設定や照明の明るさを調整する、使っていない部屋の電気をこまめに消す、風呂の温度を控えめにするなどの工夫をしているといった声が寄せられ、昨今の値上がり幅が大きいことから、日常的な節約に家族で取り組んでいる人が多くみられました。
削りにくい代表は交通費や教育費
4位は「通信費」と「美容費」の9人で、6位に「娯楽費」の8人となりました。
7位は「交際費」と「交通費」の5人、最も少なかったのは「教育費」で1人です。
教育費は削りにくい代表となっており、これを選択した人も、自身の資格取得にかかるオンライン講座を検討していたものの、物価高騰のためその他の家計優先で、自分のことはあとまわしにしているといった理由でした。
(画像はプレスリリースより)