ITフリーランス対象「インボイス制度に関する意識調査」実施
全体の半数以上が「インボイス制度を理解している」
株式会社PEーBANKは2022年9月13日、「インボイス制度に関する意識調査」の調査結果を公表しました。
同調査は20代から50代のITフリーランス(全国)を対象として、2022年8月26日~2022年8月29日にインターネットリサーチにより実施されました。サンプル数は300です。
同調査では、全年代の半数以上が「インボイス制度を理解している」と回答しました。年代別で理解度に差があることも判明し、30代以下はインボイス制度を理解しているのが約7割であるのに対して、50代では半数未満という結果が出ています。
約半数がインボイス制度導入後もフリーランスを選択
インボイス制度は約1年後に導入されますが、ITフリーランスで適格請求書発行事業者の登録申請を現時点で済ませているのは約10%にとどまっています。30代は3割以上が申請済みでしたが、40代と50代では申請を終えているのは1割未満でした。
まだ申請していない人の今後の意向を年代別にみると、30代以下は「取引先の意向によって決める」が31.0%、40代では42.9%、50代は38.3%が「しばらくそのまま」と回答しました。
インボイス制度導入の影響を質問すると、全体の最多回答として、37.0%の人が「自分にどのような影響があるかわからない」と答えており、特に40代と50代では4割以上の人が、インボイス制度が自分にどのような影響を及ぼすのか把握していない実態が浮き彫りとなりました。
そして、全体の約半数の人が、インボイス制度導入後も「フリーランスという働き方を選択し続ける」と回答しました。
(画像はプレスリリースより)
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