老後の不安1位は「金銭面」、働ける限り仕事を続ける人が44%、老後が楽しみな人は14%のみ
金銭面で不安が1位、働ける限り働き続ける人が多数
株式会社Q.E.D.パートナーズは2022年12月22日、「老後」をテーマにしたアンケート調査の結果を公表しました。40代~50代の男女200人を対象とした同調査は、インターネット上で2022年12月15日に実施されました。回答者の男女比は、男性46.0%、女性54.0%となっています。
老後に向けた不安を質問すると、71.0%の人が「金銭面」と回答しました。次いで、25%の人が「健康面」と回答しています。自由記述による回答では、不安の理由について「年金では生活できない」「収入貯蓄の少なさ」「病気になったら不安」といった意見が寄せられました。
何歳まで働く予定かを質問したところ、最多となったのは44%の「働ける限り続ける」でした。2位は22%の「1日も早く引退したい」となっています。
老後の印象は「楽しみ」より「不安」
老後のイメージについて「不安がある」か「楽しみ」でどちらの印象が強いかという質問では、85.5%の人が「不安」と答え、老後をゆっくり楽しむイメージを持っている人が少ないことが分かりました。「楽しみ」と答えたのは14.5%にとどまっています。
「老後の生活に不安がある」と回答した人からは、「生活していけるか不安」「金銭面でも健康面でも心配しかない」と、金銭面と健康面に関する不安の声が多く寄せられました。
「老後の生活が楽しみ」と回答した人からは、「今よりゆっくりと過ごせる」「旅行に行く」「あれこれ思い悩むことが無くなる」といった意見が挙げられています。
充実した老後に必要なもので1位となったのは57.1%の「お金」です。2位は33.2%の「最良なパートナー(夫または妻)」、3位は「仲間」という結果でした。
(画像はプレスリリースより)
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